シンポジウム御礼とご報告
昨日、2009春の応用物理学会にて、「X線・中性子による埋もれた界面研究の最前線」シンポジウムが開催されました。おかげさまで、予想を大幅に上回る盛況となりました。午前中は会場が満員となり、立ち見も出る状況で、ピーク時100名、のべ参加者数(上記のような状況でしたので数えるのがかなり困難でしたが)では少なく見積もっても130名ほどとなりました。
応用物理学会でのシンポジウムは5回目になりますが、今回が最も人数も多く、活発なものとなりました。また、今回、埋もれた界面の諸問題に関心を持つ理論研究者との対話という、今までにはなかった内容を取り入れることができたことも有意義であったと思っています。
皆様のご協力に深く御礼申し上げます。
さて、他方、早くも、次の計画を準備しなくてはいけないところですが、7/13~14 に秋葉原にて開催予定の埋もれた界面ワークショップのプログラムを確定させる必要があります。しかし、その前に、若手研究者へのサポートなどの問題がすっきりしないと、特に遠方の皆様にとって、なかなか参加表明もしにくいのでは、と思われます。
応用物理学会本部の活性化資金の採否は6月頃までわからないと思われますが、それを待っていたのでは準備が遅れてしまいますので、やりくりは何とかするとして、取り急ぎ、次の2点をアナウンスさせて頂きます。
○ご講演予定(夜の部の話題提供を含む)の大学院生、PD等の若手研究者の皆様の旅費は研究会でお支払いいたします。
○ご講演予定の皆様でレム秋葉原に宿泊される方の宿泊費(1泊または2泊)を研究会より直接レム秋葉原に支払うことにいたします。
ご講演の皆様には、英文論文をご準備頂くことになりますが、今回、日本MRSのTrans MRS Japan 編集委員長の伊熊先生より、媒体使用OKのご連絡を頂いております。本年の No.4 に、この秋葉原ワークショップでの発表内容を掲載できるのではないかと考えています。
(なお、今年は Journal of Physics: Condensed Matter 誌でも特集号を計画しておりますので、こちらに論文を書くことになっておられる方は、ご負担であれば、必ずしも Trans MRS-Japan の方は出されなくても構いません。もちろん、両方に出して頂くのは大歓迎です)
以上、御礼とご報告まで