2015年11月11日

2015年第8回研究会終了

本日、11月11日(水)、本研究会の2015年第8回(最終回)の研究会をつくば市の物質・材料研究機構の先端計測シンポジウムに便乗して開催しました。

内容:「SACLAにおけるX線自由電子レーザー利用研究の最新状況」
講師: 登野 健介 (JASRI XFEL利用研究推進室)

本会関係出席者は、NIMSの永村、桜井の2人だけでしたが、研究所の関係者にも喜んで頂け、また新光源に関心を持ってもらうことができ、有意義でした。

登野さんは、ごく最近、ESRF, SLS に行かれていて、懇親会では、その最新状況もうかがうことができました。

本研究会は、新領域グループからの昇格後、特に第2期目は活動が停滞し、第3期目も出だし不調でしたが、2015年は合計8回の研究会(7月のNIMSコンファレンスへの便乗もいれると9回)と1回の講習会を開催し、春秋の学会では7.4のセッションを運営すして、これまでよりもだいぶ活性になりました。2016年は、内容面でももっと刺激的なものをめざしたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。

次回は、放射光学会と同じ会場での研究会になります。

★2016年第1回研究会
 場所:東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト(東京大学フューチャーセン
 ター推進機構) D会場
 日時: 2016年1月9日(土)11:00 ~13:00
講演:
1.「時間分解X線回折・吸収の現状」(仮題) 和達大樹(東大物性研)
2.「最近のX線光子相関分光法によるダイナミクス研究」(仮題)星野大
樹(播磨理研)
3.「斜入射小角散乱法(GISAXS)とCT(トモグラフィー)法を組合せた表面・
界面可視化手法の開発」小川紘樹(京大化研)

会合の報告と今後の予定のご案内まで