2006年4月14日

秋の応物シンポジウム

既にご案内の通り、来る2006秋の応用物理学会(立命館、びわこ草津キャンパス)
の折、「X線・中性子による quick 反射率法の展望 - 表面や埋もれたナノ構造
の変化を追う(2)」(仮題)シンポジウムを企画したいと考えております。

05年春、埼玉大学で、ほぼ同内容のシンポジウムを開催しており、その後の進
捗や議論の広がりを踏まえた内容をめざしたいと願っております。前回ご講演頂
いた方々を中心に、現状、次のようなプログラム案を検討いたしました。講演総
数は最大で10本程度ということで、あと数本程度余裕はございます。もし、新
規のご講演のご要望(推薦も含む)がございましたら、お早めにお願いいたしま
す。

プログラム(案)
(午前の部 座長 矢代航(東大))
9:30~9:50
イントロダクトリートーク:X線・中性子による quick 反射率法の展望 桜井健次(NIMS)
9:50~10:30
リアルタイム計測(1)極薄SOI基板における酸化プロセスの観察  尾身博雄(NTT)
休憩(10:30~10:50)
10:50~11:30
リアルタイム計測(2)半導体ナノドット成長過程における構造変化 高橋正光(原子力機構)
11:30~12:10
リアルタイム計測(3)GIXDによるポリイミド薄膜結晶化過程 ○松野信也(旭化成)
昼食休憩(12:10~13:30)
(午後の部 座長  交渉中)
13:30~14:10
動かせない試料の計測(1)液体表面の構造研究 矢野陽子(立命館)
14:10~14:50
動かせない試料の計測(2)SPring-8 における溶液の反射率実験 谷田肇(JASRI)
休憩(14:50~15:10)
15:10~15:50
quick 反射率法のための装置技術:高温加工単結晶を利用した光学素子の可能性 奥田浩司(京大)
15:50~16:30
中性子反射率法による研究:埋もれた重水素ヘテロ界面構造の解析 朝岡秀人(原子力機構)
16:30~17:10
中性子反射率法による研究:JRR-3 新中性子反射率計SUIREN 山崎大(原子力機構)
17:10~17:30
ディスカション&サマリートーク