会合御礼
3月27日(水)、虎ノ門の物質・材料研究機構東京会議室において、新領域グループの2008年第2回会合を開催いたしました。応用物理学会、金属学会、日本化学会はじめ、並行して開催されているいろいろな会合に出ておられた方も駆けつけてくださり、有難うございました。
今回は、NIMS の三木さんに初めてご参加頂き、たいへん興味深い研究成果をうかがうことができました。また、昨年12月のMRSの頃以後の研究の進捗等を交流することができ、有意義であったと思います。
出席者(9名(敬称略)、奥田(京大)、林(東北大)、谷(リコー)、矢代(東大)、川村(日亜化学)、三木、石井、水沢、桜井(NIMS)
の皆様にお礼申し上げます。
(注:万一漏れがありましたら、お詫びいたしますとともに、お手数ですが、ご
一報願います。応用物理学会の正式の記録として残すことになりますので)。
会合は午後8時半に終了しましたが、2次会(新学術領域研究等についての意見交換会)に、香野(福岡大)、竹田(名大)の2名を加え11名で、夜遅くまで熱心にご議論頂きました。
新学術領域研究の提案に関しては、先の特定領域研究「埋もれた界面」総括会議が07年7月の仙台ワークショップの開催中に行われ、総括とともに大方針は既に確立されています。すなわち、現計画研究をリセットしたうえで、ワンクラス上の界面計測技術高度化をコアとし、その技術の応用によって開拓される分野横断的な学術領域を再提案、その際、連携の具体的プログラムとシナジー効果アピールを明確にする、ということです。また、高原先生らの別提案やその他の類似分野からの提案とは競合しないで、大連携、外部連携を指向する、また、準備状態や体制の充実等、機が熟することを重視し、先に提案ありきのようにして急ぐようなことはしない等も重要です。2月末に新しい公募要領が示されたことで、具体的な議論が必要になってきているということです。
この間、会合を開いて、皆様の率直なご意見を交換する機会があまりありませんでしたので、今回、新学術領域研究も含め、今後のコミュニティ形成発展についての考え方(超具体的には、本年、年限を迎える応用物理学会の新領域グループの「次」をどうするか)について、ご議論頂けたのは有意義でした。どうも有難うございました。
次の機会にも、またよろしくお願いいたします。