2015年9月27日

秋の応用物理のサマリ

「7.4 量子ビーム界面構造計測」(オーラル7件)
本中分類は、X 線、中性子、電子線等の量子ビームを活用した埋もれた界面の構
造計測に関するあらゆる学術的討論を行うことを目的として2015 年春に設立さ
れ、今回は2 回目にあたる。あいにく関連分野の重要イベントが同じ時期に名古
屋から遠く離れた場所で開催されることとなったため、講演申込みが当初予定の
3分の1以下となった。7件の講演の内訳は、中性子反射率関係3件、SPM・放
射光連携による化学イメージング新技術1件、波面計測による構造イメージング
新技術1件、各種機能デバイス界面評価2件である。講演数が少ないながらも、
いずれもたいへん興味深い講演で、会場からも活発な質疑応答、討論が行われた。
積層構造を持つ超薄膜において、埋もれた層・界面の構造を非破壊的に計測し、
その不均一さを画像化するイメージング技術への期待が高まっている。今回、そ
のような課題を取り上げた講演が比較的多かったことは印象的であり、今後の一
層の発展が期待される。

Reminder: 第7回研究会 (10/7, 東京竹橋)


2週間後に予定している本年の第7回研究会のご案内です。

講演
1.「一枚の位相格子を利用したGISAXS実空間イメージング」矢代航(東北大)
2.「トモグラフィーとマイクロビームのカップリング」西川幸宏(京都工繊大)

日時 2015年10月7日(水) 13:00~16:00 (開場 12:55)
場所 学術総合センター内 11階1113室(共用会議室)
   (11階でエレベーターを降りてやや右)
   東京都千代田区一ツ橋2-1-2
   http://www.nii.ac.jp/access/
(最寄駅、地下鉄「神保町」または「竹橋」)

開場はぎりぎりの時間ですので、早めに到着された方は、1階のロビーなどを
ご利用ください。

2015年9月14日

2015年第6回研究会御礼

本日、9月14日(月)、本研究会の2015年第6回研究会を応物学会会場の名古屋学院大学日比野校舎で開催しました。

出席者(敬称略)、竹田(あいちSR)、香野(福岡大)、羽田(東工大)、高橋正光(JAEA)、鈴木(名大)、宮田、水沢(CROSS東海)、永村、桜井(NIMS) の皆様には、ご多忙な中、ご参集くださり熱心なご議論を頂き、
誠に有難うございました。

講演
「あいち放射光施設の最新状況」        竹田美和(あいちシンクロトロン)
「プローブ顕微鏡とX線分光のコラボレーション」鈴木秀士(名大工)

の2つの講演をうけ、活発な討論が行われました。
ご講演頂いた竹田先生、鈴木先生、どうも有難うございました。

本日の午前中は、7.4「量子ビーム界面構造計測」の口頭講演セッションでした。今回は、SPring-8 関係のイベントはじめ、皆様ご関係の会合、国際会議が連続するなかでの開催で、いろいろ困難もありましたが、本研究会の皆様には、朝の部も含め、熱心にご発表・討論くださり、ありがとうございました。

次回は、東京・竹橋でのミニ研究会になります。

★第8回研究会 10月7日(水)13:00~16:00
 学術総合センター内 11階1113室(共用会議室)
   (11階でエレベーターを降りてやや右)
   東京都千代田区一ツ橋2-1-2
   http://www.nii.ac.jp/access/
(最寄駅、地下鉄「神保町」または「竹橋」)

「一枚の位相格子を利用したGISAXS実空間イメージング」矢代航(東北大)
(タイトル未定、反射小角散乱のCTイメージング関係) 西川幸宏(京都工繊大)

ぜひご参集ください。

2015年9月 7日

Reminder: 秋の応用物理

秋の応用物理(9/13~16, 名古屋国際会議場)まで、あと1週間と迫りました。

「7.4 量子ビーム界面構造計測」は
9月14日(月)  9:30 - 11:15  4号館437(4E会場)

です。そのあと、続いて、研究会のミーティングを開催します。
国際会議場を出て少し歩きます。名古屋学院大学日比野学舎です。

皆様のお弁当を予約手配しております。
9月14日(月) 11:30 ~ 13:30  学院大606室
http://confit-sfs.atlas.jp/customer/jsap2015a/jp/General-information_17.pdf

講演
「あいち放射光施設の最新状況」        竹田美和(あいちシンクロト
ロン)
「プローブ顕微鏡とX線分光のコラボレーション」鈴木秀士(名大工)

よろしくお願いいたします。

2015年9月 1日

第7回AONSA Neutron School / 第3回MLF Schoolのご案内


この度、J-PARC物 質・ 生 命科学実験施設(MLF)において、
国内外の大学院生、若手研究者を対象として、施設の実験装置を
用いた実習を行う短期スクールを開催することとなりました。
中性子、ミュオンを用いた実験に興味を持ちながらまだ足を踏み
入れていない皆様のご応募をお待ちいたします。

以下のホームページからApplication Formを ダウンロードしてご使用ください。

http://www.cross-tokai.jp/7thAONSAschool/application.html

提出期限:平成27年9月11日

提出先:sec@jsns.org

*************************

第7回AONSA Neutron School / 第 3回MLF School開催概要

日時:平成27年12月1日~5日 (4泊5日)

場所:いばらき量子ビーム研究センター、J-PARC/MLF

対象者:これから中性子散乱、ミュオン実験を始めようとする、あるいは、中性
子散乱、

ミュオン実験初心者の国内外の大学院生および若手研究者

(原則として放射線業務従事者である必要があります)

定員:40名程度(うち、半数程度を外国籍の方とする)

宿泊:東海ドミトリー(宿泊費のサポートを予定)

選考方法:志望動機等を選考基準とする

参加費:40,000円 (食 事代及びエクスカーション参加費等を含む)

主催:J-PARCセ ンター(JAEA & KEK)、日本中性子科学会、AONSA

共催:CROSS、 茨城県、日本中間子科学会、東京大学物性研究所

後援(予定):IAEA

Schoolホームページ: http://www.cross-tokai.jp/7thAONSAschool/

J-PARCホームページ:http://j-parc.jp/