2006年4月24日

科研費企画調査会合(5/19 つくば)

この新領域グループを結成する以前、有志を募って科研費基盤C(企画調査)に3年続けて応募しておりましたが、3度目の正直でようやく採択されることとなりました。「X線・中性子解析による「埋もれた」界面の科学に関する調査」というものです。

この新領域グループでめざしていることと内容的にオーバーラップする部分が多くありますので、関連情報をお知らせするとともに、会合等の機会には、提案者に入っておられない皆様にもできる限りオブザーバー参加して頂けるようにしたいと願っております。

以下、第1回会合のご案内です。

日時 : 5月19日(金)午前10時半~12時半   (延長する場合も13時まで)
会場 : 物質・材料研究機構(つくば市千現1-2-1)
      研究本館1階 第2会議室
当日の緊急連絡先  090-14322171 (桜井健次)

議題(案)
 1.企画調査の進め方について、特に班体制について
 2.報告書の章立て、分担について
 3.特定領域研究への移行にむけた活動について
 4.その他(今後の予定等)

今後の予定
第2回会合 7月3日(月) 横浜
第3回会合 8月28日(月)草津

2006年4月14日

秋の応物シンポジウム

既にご案内の通り、来る2006秋の応用物理学会(立命館、びわこ草津キャンパス)
の折、「X線・中性子による quick 反射率法の展望 - 表面や埋もれたナノ構造
の変化を追う(2)」(仮題)シンポジウムを企画したいと考えております。

05年春、埼玉大学で、ほぼ同内容のシンポジウムを開催しており、その後の進
捗や議論の広がりを踏まえた内容をめざしたいと願っております。前回ご講演頂
いた方々を中心に、現状、次のようなプログラム案を検討いたしました。講演総
数は最大で10本程度ということで、あと数本程度余裕はございます。もし、新
規のご講演のご要望(推薦も含む)がございましたら、お早めにお願いいたしま
す。

プログラム(案)
(午前の部 座長 矢代航(東大))
9:30~9:50
イントロダクトリートーク:X線・中性子による quick 反射率法の展望 桜井健次(NIMS)
9:50~10:30
リアルタイム計測(1)極薄SOI基板における酸化プロセスの観察  尾身博雄(NTT)
休憩(10:30~10:50)
10:50~11:30
リアルタイム計測(2)半導体ナノドット成長過程における構造変化 高橋正光(原子力機構)
11:30~12:10
リアルタイム計測(3)GIXDによるポリイミド薄膜結晶化過程 ○松野信也(旭化成)
昼食休憩(12:10~13:30)
(午後の部 座長  交渉中)
13:30~14:10
動かせない試料の計測(1)液体表面の構造研究 矢野陽子(立命館)
14:10~14:50
動かせない試料の計測(2)SPring-8 における溶液の反射率実験 谷田肇(JASRI)
休憩(14:50~15:10)
15:10~15:50
quick 反射率法のための装置技術:高温加工単結晶を利用した光学素子の可能性 奥田浩司(京大)
15:50~16:30
中性子反射率法による研究:埋もれた重水素ヘテロ界面構造の解析 朝岡秀人(原子力機構)
16:30~17:10
中性子反射率法による研究:JRR-3 新中性子反射率計SUIREN 山崎大(原子力機構)
17:10~17:30
ディスカション&サマリートーク

2006年4月 1日

埋もれた界面ワークショップ 2006

2006年のワークショップを下記の通り、開催いたします。

当グループの皆様全員が参加できるよう、ホテルも7月2日より2泊分、60室ほど、おさえております。また(財)池谷科学技術振興財団より経済的なご支援を頂き、会場代はもちろんのこと、ご講演ならびにプロシーディングス執筆をしてくださる方の旅費やプロシーディングス発行費用をカバーできる見通しです。

傍聴はもちろんのこと、夜の企画における話題提供等、歓迎ですので、ぜひ積極的にご検討ください。

名称: 埋もれた界面のX線・中性子解析に関するワークショップ2006
   (ホームページ: http://xray-neutron-buried-interface.jp/2006ws.htm
日時: 2006年7月3日(月)~4日(火)
    第1日 7月3日(月) 9am ~10pm 
        昼 講演・ソフトウエアプレゼンを12本
        夜 討論企画話題提供(5~10分)を約6~10本
    第2日 7月4日(火)9am ~ 4pm
        国際セッション 英語講演を10本
場所: マルコー・イン新横浜 http://www.darwin.ne.jp/hotel/yokohama/
プロシーディングス:
これまでのワークショップと同様、短くてよいですので、ご講演者全員のプロシーディングス原稿(英文)のご執筆をお願いいたします。ワークショップ終了後、約1ヶ月程度で印刷にまわす計画でおります。ご協力をお願いいたします。

招待状: プログラム確定後、ご講演の皆様、およびそうでないご出席の方でもご希望の皆様には、公式の招待状をお送りいたします。


ご講演頂く皆様には、すでに下記はご案内済みですが、ご出席くださる皆様は、お早目の表明をお願いいたします。ご面倒ですが、宿泊予約の関係上、次の情報をお知らせください。
 氏名:
 所属機関:
 所属部署:
 役職:
 勤務先郵便番号・住所:
 勤務先電話番号:

出張に際し、経済的なサポートを必要とされる方には、夜の部の企画での話題提供や、プロシーディングス執筆等へのご協力を頂くことを前提に、できるだけご相談に乗りたいと考えております。どうぞお気軽におっしゃってください。

また、こうしたワークショップ開催を通し、必ずしもX線、中性子の解析を専門としておられない研究者にも、声をかけ、当グループの活動の裾野をできるだけ拡大するとともに、私たち自身の視野を広げる機会にしてゆきたいと思っております。ぜひこのような観点でのご協力もよろしくお願いいたします。