2012年2月 4日

アウトルック刊行計画

かねてより申請していたPF研究会「薄膜・多層膜の埋もれた界面の解析 -高度な量子ビーム源による新しい研究の方向性」について、昨日、採択通知が届きました。

この研究会では、これまで(過去10年くらいまでの)の発展を総括しつつ、今後の5~10年の方向性を模索し、特に ERL, XFEL あるいはその他の新X線源や、新中性子源の利用による新規な可能性も議論するといったことを考えております。ほぼ全部の講演を招待講演としつつ、第2日目の夜に、恒例のイブニングセッションを設け、自発的な発表もできるだけ受け入れたい考えです。

この研究会の成果は、「埋もれた界面のX線・中性子解析アウトルック」(仮題)という日本語で約100ページの出版物としてまとめたいと願っております。この「アウトルック」は、以前に刊行した「企画調査報告書」を大幅に拡充、更新するものです。

従って、アウトルックに寄稿して頂く著者の皆様と、研究会でご講演頂く招待講演者には、かなりのオーバーラップがあることを前提にします。

現在、新旧運営委員の皆様にもご議論頂いているところですが、

(1)自分は発表したい、アウトルックも書きたいという自薦
(2)この方にはぜひ発表してほしい、アウトルックも書いてもらいたいという推薦
(3)プログラムはかくあるべし、アウトルックの分野分けはこうであるべしというご提案
(4)スケジュールに関する希望、提案

など、皆様からの積極的なご意見をお待ちしています。